CDDBがなきゃやってられない!
これはCDのリッピングをやる人なら少なからず抱く感想でしょう。たまにデータの間違いや、微妙に気に入らない表記揺れがあって手修正を行うことはありますが、それでもあるとないとでは大違いでしょう。
まぁ昨今は、ストリーミング形式だったりダウンロード販売といった、CDに依存しない販売経路も多数ありますけど、古いサントラなどを集めていることが多い私にとってはCDは未だ「現役」何ですよね。
CDDBに馴染みが薄い人もいるかもしれないけど、「CDの情報、たとえばアーティストやディスク迷・曲目等をまとめたデータベース」と思えばいい。
なおこれは余談ながら、サントラは曲数がやたら増えやすい傾向が強く、その意味でもCDDBの有無は大きい。
困った。
さて、私はCDを買う頻度がやや低め、というかプレミアがついた高額な・入手困難なサントラを非常に好むため、あまり買えないというのが実情です。
ただ、最近何枚かCDをまとめ買いしたため、リッピングを行おうとしたわけです。
リッピングに使うのはExact Audio Copy。英語‥というかドイツの作者さん(.deなので)のソフトウェアですが、非常に便利なので愛用している逸品です。
これで、いつもの通りCDDBからデータを取得しようとして――失敗しました。
慌てて上方を調べてみると、‥
音楽CDのメタ情報を提供するCDDBサーバー“freeDB.org”が、3月31日で終了 – やじうまの杜 – 窓の杜
あらまぁ。
代替手段は?
幸いにも、このサイト内にも代替手段はいくつか記述されていましたし、そもそもExact Audio Copyには他のCDDBもいくつか組み込まれているんですよね。うち一つは有料なので割愛しますが。無償のものに限っても、
- CUETools DB Plugin
- MusicBrainz – The Open Music Encyclopedia
などがあるわけで、あまり労なく設定可能なんですよね。そうでなくても、
このように、"Metadata Options"で http://freedbtest.dyndns.org:80/~cddb/cddb.cgi を設定すれば、freedb 日本語が使えてしまうわけで、意外に簡単に代替は可能なようです。
なお、このサイト内にはもう一つ有名なリッピングソフト・CDexの設定方法も記載されているので、なお安心でしょう。
ただ、CDDBなどって無償で運営するのはやはり大変なんでしょうね。
私は「アプリやサービスを使うなら、それは買うのが大前提」っていう考えが割と染みついてるのですが(実際、愛用しているアプリケーションは買うか、寄付する)、どうにか運営さんが苦なく運営してくれると嬉しいのですが‥。