昔はVisual Studioって、Webインストーラーの他、isoイメージ形式での配布も行っていたんですよね。あと当然CDに詰めたパッケージとか――いつの時代だよ、という話ですねw
が、昨今必要なファイル数が増加し、DVDに収まりきらなくなったのか(ちなみに、最新バージョンでは実に35GiB超!片面二層のDVD-Rで5枚は要ります)、isoイメージ形式の配布はなくなってしまったんですよね。
代わって、ローカル・レイアウトを作成することでその代用とするのが一般的でしょうか。
一応、webインストーラー(次のページでは「ブートストラップ」と呼称しています)が「全てダウンロードしてからインストール」にも対応しているので、安定した回線のある場所でダウンロードを済ませてから、場所を移してインストールすることも可能なのですが、この方法では1端末しかできないので今回は考慮外とします。
オフライン インストールを作成する – Visual Studio | Microsoft Docs
と言っても、うだうだ私が書くより以上のページを読んだ方早いかと思いますが。
一応手順を挙げると、
- ブートストラップをダウンロード。
- コマンドラインまたはPowershellで、ダウンロード先のディレクトリに移動して以下のコマンドを実行。これで全機能がDLされます。
vs_community.exe --layout (任意のディレクトリ) --lang ja-jp
(cmd.exe)
.\vs_community.exe --layout (任意のディレクトリ) --lang ja-jp
(PowerShell)
上記サイトに、必要な機能とコマンドの例は載ってますが、個人的にはこのフルレイアウトを作成しておくのがベストかと思います。
なお、上記「(任意のディレクトリ)」は、容量に余裕があるPCならHDDないしSSDでも充分かと思いますが、私の現在使ってる端末、ひいては昨今の容量が少なめなSSD搭載機種ではUSBメモリスティックを使うのも一案でしょう。
でもその場合は、最低でも64GiB以上の容量があるUSBメモリスティックを使うようにしましょうね!
2017では45GiB、2019ではそれより減ったとはいえ、35GiBも容量が必要でしたから!