WP Twitter Auto Publish のインストール
前回、Twitter API Key とアクセストークンを取得したので、それを利用して WordPress への投稿を Twitter へ自動投稿できるようになりました。
ということで、今回もプラグインのお世話になります。今回お世話になるプラグインは下記のプラグインです。
WP Twitter Auto Publish – WordPress plugin | WordPress.org
ただ、このプラグインの利用に際して難しいのは、ほぼほぼが Twitter API Key およびアクセストークンの取得であるため、ここが終わったのであれば設定はほぼ終わったも同然なんですよね。
ただ、ハマりポイントはいくつかあるので一応備忘兼ねて記録しておきます。
WP Twitter Auto Publish の設定
注意すべき点が皆無というわけではありませんが、きわめてシンプルな設定画面なので迷うことはないかと思います。
Enable auto publish posts to my twitter account
「投稿時に自動的にツイートするか」。このためにプラグインをインストールしたわけなので、基本 Yes でいいでしょう。
例外的に、「基本的には自動的にツイートしないが、このプラグインを明示的に使った場合のみ自動的にツイートする」などの挙動をさせたい場合は No で。
API key・API secret
前回取得した、Twitter API キーと API キーのシークレットキーの組み合わせを指定します。
Twitter username
Twitter のユーザ名ですが、何を入れていても投稿自体は正常になされます* 1もちろん、他の設定がすべて正しい場合に限るが。。
しかし、ここで誤った名前を指定すると、このプラグインのログ(これについては後述)の "View Tweet" が正確に反映できなくなります。
"View Tweet" のリンク先があらぬ方向に行ってしまっている場合はここの値の設定ミスが疑われます。
Access token・Access token secret
前回取得した、アクセストークンとアクセストークンのシークレットキーの組み合わせを指定します。
Message format for posting
どのような形式で自動投稿するかを設定します。内容はすぐそばにポップアップがあるのでそれ参照。
ここで "{PERMALINK}" を指定しないとブログへの URL が投稿されないため、最低でもこれだけは付与するようにしましょう。
なお、私は「投稿名 – ブログ名:パーマリンク」となるようにしています。
Attach image to twitter post
ブログ内の画像を添付した状態で Twitter に投稿を行います。
私見ですが、これは OFF の方がいい気がします。
Twitter character limit
Twitter の文字数制限。欧米圏では280文字ですが、日本語圏では140文字制限が付いているため、140に変更します。
ログの見方
ログ画面は次のようになっています。下2つが投稿失敗のログ、残りが投稿成功時のログですね。
投稿に失敗したときはその原因が表示され、投稿に成功したときは "View Tweet" することができますが、ここで Twitter username が正しくない場合はリンク先も正しくなくなってしまうことは、"Twitter username" の項で述べたとおりです。
ちょっとだけハマりポイント
このプラグインは基本的には素直な挙動をするのですが、Twitter API を「アクセストークンの発行」→「パーミッション設定で書き込みを許可する」というように利用してしまうと、上図のような "Read-only application cannot POST." エラーが返ります。
この場合は、現在のアクセストークンを破棄して再発行すればよいでしょう。
アクセストークンの発行は必ずパーミッション設定の後に行うようにしましょう。
注釈